これは面白い。読売新聞編集委員芥川喜好さんの蕪村、若冲比較芸術論です。
「写真は蕪村作国宝・夜色楼臺萬家」
7月23日読売新聞[時の余白に]
「蕪村 VS 若冲 対決始末。 読売新聞編集委員・芥川喜好」
芥川喜好さんは若冲より蕪村を格段に高く評価する。
若冲と蕪村は同じ1716年生まれ。しかも京都の町中の、ほんの目と鼻の先、すぐ近く住んでいた。若冲は技巧派、蕪村は技巧派とは無縁、静穏な絵を描いた。蕪村の絵には詩情が湧いている。
芥川喜好さんは現代人のセンスにふさわしいのは若冲だが、現代人の胸を鎮め、頭の風通しをよくしてくれるのは蕪村だと述べる。
○さて皆さまなら、蕪村と若冲のどちらを高く評価しますか。勿論芸術は個人の好みの問題だからどちらでも良いんです。
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