2015年1月17日土曜日

「映画字幕五十年 清水俊二」

「映画字幕五十年    清水俊二」を読む。
清水俊二さんは 映画字幕の草分けだ。彼は 映画が大好きだ。大学時代には映画研究会を作り活躍した。時代は1930年代だ。
清水俊二さんはシナリオを翻訳してフィルムに手書きで日本語字幕を書き込んだ。日本では日本語字幕が作成できない時代だった。それで ニョーヨークでアメリカ映画に日本語字幕を書いた。出き上がったフィルムを船便で日本へ送った。終戦後はアメリカ軍の通訳もやった。
1985年度日本エッセイスト・クラブ賞受賞作品である。

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