2015年1月20日火曜日

コウノトリ

 かつて日本各地に生息していたコウノトリ。国内の自然界では絶滅した国の特別天然記念物を人工繁殖で復活させ、関東の空へ飛び立たせて自然再生のシンボルにする構想が動いている。2年前に飼育を始めた千葉県野田市は年内の放鳥を目指し、埼玉県鴻巣(こうのす)市も飼育基金を 設けた 。 都心から車で1時間。野田市江川地区の水田や斜面林が広がる一角に、市の飼育施設「こうのとりの里」がある。ケージの中では成鳥2羽が昨年末から巣づくりを始めている。隣の小型ケージには、この2羽から生まれた4羽が暮らす。

 

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