2016年7月10日日曜日

7月10日NHK日曜美術館「木版画 未踏の頂へ~吉田博の挑戦~」を見る。 吉田博(1876〜1950)は日本より海外で有名な画家だ。 私は今年5月13日に千葉市美術館で「吉田博展」見ました。日本より外国で有名な画家です。 吉田は23歳の時片道旅費でアメリカのデトロイトに行く。デトロイト美術館、ボストン美術館で展覧会を訪問し、作品を売る事ができた。 1945年8月30日ダグラス・マッカーサー元帥が専用機パターン号で厚木飛行場に着陸して最初の言葉「吉田博は何処に住んでいるか。」と言ったそうです。現実にはマッカーサー元帥夫人、リッジウエイ大将夫人は何回も吉田博の家を訪れた。 あの麗しきダイアナ妃が愛した日本の版画があった。作者は吉田博。もともと水彩画・油彩画で腕をふるっていたが、49歳で木版画の道へ新しい境地を進む。浮世絵の伝統を打ち破る版画創作する。それは黒田清輝の支配する日本画壇からの離脱であった。 水面に写る船の影のゆらめき。山頂に朝日があたる一瞬の光…。ダイアナ妃が執務室の壁にかけていたのが吉田博の木版画。水の流れや光のうつろいを驚くほど繊細に表した。博は大正・昭和に傑作を生んだが、日本ではほとんど知られていない。水彩・油彩で才能を発揮していた博は、49歳で木版画を始める。西洋画の微妙な陰影の風景を版画で表現しようという前代未聞の挑戦だった。それは博自身が自然と一体化したからであろう。

7月10日NHK日曜美術館「木版画 未踏の頂へ~吉田博の挑戦~」を見る。
吉田博(1876〜1950)は日本より海外で有名な画家だ。
私は今年5月13日に千葉市美術館で「吉田博展」見ました。日本より外国で有名な画家です。
吉田は23歳の時片道旅費でアメリカのデトロイトに行く。デトロイト美術館、ボストン美術館で展覧会を訪問し、作品を売る事ができた。
1945年8月30日ダグラス・マッカーサー元帥が専用機パターン号で厚木飛行場に着陸して最初の言葉「吉田博は何処に住んでいるか。」と言ったそうです。現実にはマッカーサー元帥夫人、リッジウエイ大将夫人は何回も吉田博の家を訪れた。
あの麗しきダイアナ妃が愛した日本の版画があった。作者は吉田博。もともと水彩画・油彩画で腕をふるっていたが、49歳で木版画の道へ新しい境地を進む。浮世絵の伝統を打ち破る版画創作する。それは黒田清輝の支配する日本画壇からの離脱であった。
水面に写る船の影のゆらめき。山頂に朝日があたる一瞬の光…。ダイアナ妃が執務室の壁にかけていたのが吉田博の木版画。水の流れや光のうつろいを驚くほど繊細に表した。博は大正・昭和に傑作を生んだが、日本ではほとんど知られていない。水彩・油彩で才能を発揮していた博は、49歳で木版画を始める。西洋画の微妙な陰影の風景を版画で表現しようという前代未聞の挑戦だった。それは博自身が自然と一体化したからであろう。

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