2018年6月24日日曜日

6月23日テレビ東京 美の巨人たち田中一村「アダンの海辺」を見る ○ 絹地に岩絵の具で描かれた日本画「アダンの海辺」は千葉市美術館に寄託されています。この絵は田中一村の代表作です。幸い私は千葉市美術館で何度も観賞しました。 ○ 作者は今から60年前、奄美大島で暮らし始めた田中一村(1908~1977)です。無名の画家だった一村は50歳の時に奄美大島へ移住。土地勘もない奄美の大自然に圧倒され、取りつかれたように描き始め、移住12年目に「アダンの海辺」が誕生します。驚くべきは海辺の描写。一粒一粒緻密に描かれた砂れきはどのように描いたのか。これは電気石(トルマリン)で描いたであろう。 よく見ると落款がないなぜ。それはこの作品を描くのに精力を使い果たしたであろう。 田中一村はこの絵を「閻魔大王への土産」と称していた。

6月23日テレビ東京 美の巨人たち田中一村「アダンの海辺」を見る
○ 絹地に岩絵の具で描かれた日本画「アダンの海辺」は千葉市美術館に寄託されています。この絵は田中一村の代表作です。幸い私は千葉市美術館で何度も観賞しました。
○ 作者は今から60年前、奄美大島で暮らし始めた田中一村(1908~1977)です。無名の画家だった一村は50歳の時に奄美大島へ移住。土地勘もない奄美の大自然に圧倒され、取りつかれたように描き始め、移住12年目に「アダンの海辺」が誕生します。驚くべきは海辺の描写。一粒一粒緻密に描かれた砂れきはどのように描いたのか。これは電気石(トルマリン)で描いたであろう。
よく見ると落款がないなぜ。それはこの作品を描くのに精力を使い果たしたであろう。
田中一村はこの絵を「閻魔大王への土産」と称していた。

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