2018年6月4日月曜日

名前のおもしろ事典

「名前のおもしろ事典 野口卓」を読む。
この本は学術書でも事典でもない。むしろエッセイと言うべきである。
○ 著者の言葉「読んで驚き、知ってナットク、“百花繚乱”の名前の世界へようこそ!充実した“巻末付録名前を巡る言葉とことわざ”も必読。」で気楽に楽しむ本である。
○ 人名、地名、動植物名、さらには小説・芸術作品まで、およそこの世に存在するものには名前がついている。
名前の一つひとつをつぶさに見ると、名前の数だけドラマが隠されている。
○ 舞台芸術家の妹尾河童さんは、元々妹尾肇と言う名前であった。ニックネームの河童が有名になり、戸籍名を妹尾河童に改名した。
○ “最長”の人名とは落語の寿限無であろう。改名の最多記録は落語家の「2代目快楽亭ブラック」さんは19回改名した。
出世魚とは魚の成長により名前がかわる。江戸時代侍に人気があった。

0 件のコメント: