5月27日NHK日曜美術館「茶の湯で国を治めた男~大名茶人 松平不昧~」を見る
日本的美意識の結晶、茶の湯。江戸時代後期、そんな茶の湯の名品を集め、記録にも残した松江藩主の松平不昧(1751~1818)は茶の湯で地場産業も育成し、名君といわれたその不昧の実像に迫る。
幼い頃から茶の湯に親しんだ不昧。茶の大成者・千利休を尊敬し、茶の湯が国を治める助けになると説いた。
地場産業として茶の湯に欠かせない窯元を育成し、自ら命名した和菓子を作らせるなど茶の湯の町・松江のイメージを高めた。
また、自分の所有以外にも名品を調査してイラストまで添えた文書作りは、後の文化財保護の考えを先取りしたものだと言われている。地元松江で今も慕われる名君・不昧の茶の湯での街づくりをひもとく。
0 件のコメント:
コメントを投稿