2018年5月3日木曜日

「日本の方言 柴田武」を読む。 私たちの使う言葉の中で方言はどんな位置を占め、どんな問題をもっているだろうか。 ○ 著者が全国各地を歩いて集めた豊富な資料と興味深いエピソードにより、方言の分布状態と使われ方、とくに共通語との二重生活について、方言コンプレックスにもふれながら問題の実態を追究する。 国語に関心ある人びと、とりわけ国語教育者への好個の指針である。 ○ いわゆる標準語とは共通語であって、方言は母なる貴重な「ふるさと言葉」である。 ○ 残念な事に東京人は、東北方言いわゆるズーズー弁を笑いものにする傾向がある。笑われる人は人間を否定された思いにある。東京人は慎むべきだ。 私は関西生まれで、関東での生活期間が長いが、時として東京人の笑いの対象となる。 ○ 東京にも方言がある。東京方言ではヒがシになる。NHKのアナウンサーでも中にはヒをシと発音する方がいる。しかし本人んは意識していない。 又屡々「ちゃって」と言う。この言葉はやや軽薄であり、標準語でない。

「日本の方言 柴田武」を読む。
私たちの使う言葉の中で方言はどんな位置を占め、どんな問題をもっているだろうか。
○ 著者が全国各地を歩いて集めた豊富な資料と興味深いエピソードにより、方言の分布状態と使われ方、とくに共通語との二重生活について、方言コンプレックスにもふれながら問題の実態を追究する。
国語に関心ある人びと、とりわけ国語教育者への好個の指針である。
○ いわゆる標準語とは共通語であって、方言は母なる貴重な「ふるさと言葉」である。
○ 残念な事に東京人は、東北方言いわゆるズーズー弁を笑いものにする傾向がある。笑われる人は人間を否定された思いにある。東京人は慎むべきだ。
私は関西生まれで、関東での生活期間が長いが、時として東京人の笑いの対象となる。
○ 東京にも方言がある。東京方言ではヒがシになる。NHKのアナウンサーでも中にはヒをシと発音する方がいる。しかし本人んは意識していない。
又屡々「ちゃって」と言う。この言葉はやや軽薄であり、標準語でない。

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