千葉市図書館で「安田靫展画集 東京近代美術館編」を借りて見る。
私は国立近代美術館で開催された「安田靫彦(ゆきひこ)展」2016年5月につぶさに観賞しました。今回画集を見て感激を新たにする。
○歴史好きの人必見 靫彦作品のの3大美女、《王昭君》、《飛鳥の春の額田王》他ヤマトタケル、聖徳太子、源頼朝、源義経、織田信長、豊臣秀吉など、時代のヒーローたちを描いた作品が並びます。
○《黄瀬川陣(きせがわのじん》や《飛鳥の春の額田王(ぬかだのおおきみ)》など歴史画の名作で知られる安田靫彦(1884‐1978)は東京・日本橋に生まれ、日本美術院の再興に参画し、中核のひとりとして活躍しました。「美しい線」、「澄んだ色彩」、「無駄のない構図」。日本画に対して誰もが抱くこのようなイメージは、すべて靫彦が作ったといっても過言ではありません。また、生涯かけて歴史画に取り組み、誰も描かなかった主題にゆるぎないかたちを与え、古典の香り豊かに表現したことも特筆されます。靫彦の知られざる思いとは一見、正統派に見える彼の絵は、自由さや熱いこだわり時には妖しさまでちりばめた独創の賜物だった。
2018年5月30日水曜日
千葉市図書館で「安田靫展画集 東京近代美術館編」を借りて見る。 私は国立近代美術館で開催された「安田靫彦(ゆきひこ)展」2016年5月につぶさに観賞しました。今回画集を見て感激を新たにする。 ○歴史好きの人必見 靫彦作品のの3大美女、《王昭君》、《飛鳥の春の額田王》他ヤマトタケル、聖徳太子、源頼朝、源義経、織田信長、豊臣秀吉など、時代のヒーローたちを描いた作品が並びます。 ○《黄瀬川陣(きせがわのじん》や《飛鳥の春の額田王(ぬかだのおおきみ)》など歴史画の名作で知られる安田靫彦(1884‐1978)は東京・日本橋に生まれ、日本美術院の再興に参画し、中核のひとりとして活躍しました。「美しい線」、「澄んだ色彩」、「無駄のない構図」。日本画に対して誰もが抱くこのようなイメージは、すべて靫彦が作ったといっても過言ではありません。また、生涯かけて歴史画に取り組み、誰も描かなかった主題にゆるぎないかたちを与え、古典の香り豊かに表現したことも特筆されます。靫彦の知られざる思いとは一見、正統派に見える彼の絵は、自由さや熱いこだわり時には妖しさまでちりばめた独創の賜物だった。
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