2018年5月14日月曜日

「YASUJI東京 杉浦日向子」

「YASUJI 東京 杉浦日向子」私のお薦め本です。
5月13日のNHK日曜美術館で井上安治の作品が紹介されていたのでこの本を千葉市図書館で借りました。
○ 私は約半世紀前に東京に来たが東京は随分変貌した。思うに1964年東京オリンピックで多くの素晴らしい景観が急激に破壊されたようにように思う。全て昔は良かったではなく、環境破壊はあってはならないと思う。
○ 著者杉浦日向子(1958~2005)さんも過ぎ去った東京風景を懐かしみこの本を書かれたようである。私は杉浦日向子さんの熱烈ファンです。
○ 幕末の元治元年(1864年)、浅草に生まれ、明治二十二年(1889年)に25歳で亡くなった風景画家、井上安治(いのうえ やすじ)。彼と、師の小林清親(こばやし きよちか)の描いた東京の風景画を通して、百年以上も前だけれど、昔なつかしい等身大の東京が影絵の如く浮かび上がってくる連作短篇集『YASUJI東京』である。

 

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