2018年4月21日土曜日

「残留日本兵の真実 林英一」を読む。 ○ インドネシア独立戦争は、日本が第二次世界大戦で連合国へ降伏した後の旧オランダ領東インドで、独立を宣言したインドネシア共和国と、これを認めず再植民地化に乗り出したオランダとの間で発生した戦争(独立戦争)であります。1945年から1949年までの4年5ヶ月にわたる戦争で、80万人が犠牲になりました。  ○日本敗戦後、オランダと戦うインドネシア独立戦争に身を投じた元日本兵たち。彼らはなぜ、帰国しなかったのか。“英雄譚”としてでなく、“悲劇の主人公”としてでなく、残留日本兵の等身大の姿を、徹底的なフィールドワークと貴重な一次史料の駆使によって初めて描き出した書です。 ○ 「残留日本兵の真実」インドネシア独立戦争を戦った男たちの記録とタイトルにありますが、この書が世に出るキッカケとなったのは、2004年8月14日にジャワ島東南部のバトゥ市の村落でに、85歳の元日本兵「小野盛」さん、インドネシア名「ラフマット・小野」と著者との出会いがありました。小野さんのインドネシア軍の最終階級は陸軍少佐であった。 その場で元日本兵の方は数冊の本を著者に手渡すが、その中に「独立戦争○ 当時の陣中日誌と共に現在迄の重要事項」と記された冊子でした。これが戦後に書かれた体験談や回想録ではない同時代性のある貴重な「一次資料」だったのです。 ○ インドネシア独立戦争に義勇兵として参加した元日本兵の参加理由はそれぞれ異なるのですが、その歴史に光をあてる書となっています。 合わせて、同時進行の形で独立戦争全体の変遷と、日本の敗戦後インドネシアに進駐して来たオランダ軍の軍事行動とインドネシア国軍との戦闘推移が記されており、独立に到る苦闘の歴史が記されています。 ○ インドネシア独立戦争に参加した日本兵は約1000人、戦死または行方不明500名であります。その内生存者300名が「日系インドネシア人」となる道を選んだ。

「残留日本兵の真実 林英一」を読む。
○ インドネシア独立戦争は、日本が第二次世界大戦で連合国へ降伏した後の旧オランダ領東インドで、独立を宣言したインドネシア共和国と、これを認めず再植民地化に乗り出したオランダとの間で発生した戦争(独立戦争)であります。1945年から1949年までの4年5ヶ月にわたる戦争で、80万人が犠牲になりました。 
○日本敗戦後、オランダと戦うインドネシア独立戦争に身を投じた元日本兵たち。彼らはなぜ、帰国しなかったのか。“英雄譚”としてでなく、“悲劇の主人公”としてでなく、残留日本兵の等身大の姿を、徹底的なフィールドワークと貴重な一次史料の駆使によって初めて描き出した書です。
○ 「残留日本兵の真実」インドネシア独立戦争を戦った男たちの記録とタイトルにありますが、この書が世に出るキッカケとなったのは、2004年8月14日にジャワ島東南部のバトゥ市の村落でに、85歳の元日本兵「小野盛」さん、インドネシア名「ラフマット・小野」と著者との出会いがありました。小野さんのインドネシア軍の最終階級は陸軍少佐であった。
その場で元日本兵の方は数冊の本を著者に手渡すが、その中に「独立戦争○ 当時の陣中日誌と共に現在迄の重要事項」と記された冊子でした。これが戦後に書かれた体験談や回想録ではない同時代性のある貴重な「一次資料」だったのです。
○ インドネシア独立戦争に義勇兵として参加した元日本兵の参加理由はそれぞれ異なるのですが、その歴史に光をあてる書となっています。
合わせて、同時進行の形で独立戦争全体の変遷と、日本の敗戦後インドネシアに進駐して来たオランダ軍の軍事行動とインドネシア国軍との戦闘推移が記されており、独立に到る苦闘の歴史が記されています。
○ インドネシア独立戦争に参加した日本兵は約1000人、戦死または行方不明500名であります。その内生存者300名が「日系インドネシア人」となる道を選んだ。

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