2018年4月22日日曜日

4月21日、千葉市美術館 「百花繚乱列島−江戸諸国絵師めぐり−」に行きました。  江戸時代中後期、全国津々浦々から、その土地の出身や、藩の御用をつとめた絵師など、いわば「ご当地絵師」とも呼ぶべき、個性的な画人が輩出しました。 酒井抱一、円山応挙、仙台では菅井梅関・東東洋を筆頭とする「四大画家」、水戸の奇才林十江、名古屋出身で京にその名を轟かせた山本梅逸や田中訥言、鳥取では濃密華麗な花鳥画で因幡画壇の黄金期を築いた土方稲嶺や片山楊谷、讃岐の出身で全国を放浪した篆刻家細川林谷など、近年地元で再評価が進んだことで魅力的な作品が多数発見され、江戸絵画ファンの熱い注目を集めてきました。  本展では北海道から長崎まで、各地から大集結した実力派絵師達の作品、さらに上方や長崎で制作されたご当地の版画作品まで、約190点が一堂に会します。博物学の興隆や明清絵画の流入、そして画人達の活発な交流によって豊かに広がるその世界は、まさに百花繚乱!各地いちおしの絵師との出会いを通して、江戸絵画の豊穣を体感できる展覧会です。

4月21日、千葉市美術館 「百花繚乱列島−江戸諸国絵師めぐり−」に行きました。
 江戸時代中後期、全国津々浦々から、その土地の出身や、藩の御用をつとめた絵師など、いわば「ご当地絵師」とも呼ぶべき、個性的な画人が輩出しました。
酒井抱一、円山応挙、仙台では菅井梅関・東東洋を筆頭とする「四大画家」、水戸の奇才林十江、名古屋出身で京にその名を轟かせた山本梅逸や田中訥言、鳥取では濃密華麗な花鳥画で因幡画壇の黄金期を築いた土方稲嶺や片山楊谷、讃岐の出身で全国を放浪した篆刻家細川林谷など、近年地元で再評価が進んだことで魅力的な作品が多数発見され、江戸絵画ファンの熱い注目を集めてきました。
 本展では北海道から長崎まで、各地から大集結した実力派絵師達の作品、さらに上方や長崎で制作されたご当地の版画作品まで、約190点が一堂に会します。博物学の興隆や明清絵画の流入、そして画人達の活発な交流によって豊かに広がるその世界は、まさに百花繚乱!各地いちおしの絵師との出会いを通して、江戸絵画の豊穣を体感できる展覧会です。

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