2016年9月12日月曜日

桑名市博物館で 刀剣「村正」展  時代劇などに「妖刀」として登場する刀剣「村正」に焦点を当てた特別企画展が9月10日、三重県桑名市京町の市博物館で始まった。会期は10月16日迄。 刀剣師村正は桑名を活躍の拠点としており、地元の刀鍛冶として注目してもらおうと開いた。市内や県外から集めた村正は約20振りあり、これだけまとめて鑑賞できるのは珍しいという。  展示は、弟子など一派の作となる刀剣や刀装具などを含め計70余点。村正は国宝や重要文化財の指定はなくても知名度は抜群だ。観賞者は「村正は名前を知っていて、ぜひ見たいと思いました」と言う。 ○ 博物館によると、村正は室町から江戸初期に何代かに渡って活躍した。作風に美濃の流れがあり、現在の岐阜県の出身らしい。「折れず、曲がらず、よく切れる」という質の良さの半面、比較的安価で手に入れられたことに加え、桑名が交通の要所だったため、愛用者が広がったとみられている。

桑名市博物館で 刀剣「村正」展
 時代劇などに「妖刀」として登場する刀剣「村正」に焦点を当てた特別企画展が9月10日、三重県桑名市京町の市博物館で始まった。会期は10月16日迄。
刀剣師村正は桑名を活躍の拠点としており、地元の刀鍛冶として注目してもらおうと開いた。市内や県外から集めた村正は約20振りあり、これだけまとめて鑑賞できるのは珍しいという。
 展示は、弟子など一派の作となる刀剣や刀装具などを含め計70余点。村正は国宝や重要文化財の指定はなくても知名度は抜群だ。観賞者は「村正は名前を知っていて、ぜひ見たいと思いました」と言う。
○ 博物館によると、村正は室町から江戸初期に何代かに渡って活躍した。作風に美濃の流れがあり、現在の岐阜県の出身らしい。「折れず、曲がらず、よく切れる」という質の良さの半面、比較的安価で手に入れられたことに加え、桑名が交通の要所だったため、愛用者が広がったとみられている。

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