2016年7月30日土曜日

7月30日NHKBSプレミアム。ザ・プレミアム 寅さん、何考えていたの? 〜渥美清・心の旅路〜』を見る。 渥美清さんの最後の俳句「蟹 悪さしたように生き 風天」 今も“寅さん”と慕われる渥美清が亡くなって20年。その心のうちを解き明かす手がかりが残されている。折々に詠んだ220を越える俳句である。 「お遍路が一列に行く虹の中」、「花道に降る春雨や音もなく」 渥美清さんの俳号は風天(フーテン)だった。 俳人・金子兜太は「ユーモア、哀愁、孤独…これは素顔の渥美さんのため息ではないか」と評した。 番組では、“寅さん”の名場面を随所に織り込みながら、俳句に渥美が込めた心情を親交のあった人々の証言から読み解く。 中でも注目されるのは古くからの友人で脚本家の早坂暁。俳人・尾崎放哉を演じたいという渥美の思いに応え、二人はシナリオハンティングの旅に出た。諸々の事情から映像化されなかった脚本は今も早坂の手元にある。かつて二人がたどった旅路を早坂と共に再訪し、晩年の渥美の心に迫る。しかし渥美清の「尾崎放哉」は実現しなかった。

7月30日NHKBSプレミアム。ザ・プレミアム 寅さん、何考えていたの? 〜渥美清・心の旅路〜』を見る。
渥美清さんの最後の俳句「蟹 悪さしたように生き     風天」
今も“寅さん”と慕われる渥美清が亡くなって20年。その心のうちを解き明かす手がかりが残されている。折々に詠んだ220を越える俳句である。
「お遍路が一列に行く虹の中」、「花道に降る春雨や音もなく」
渥美清さんの俳号は風天(フーテン)だった。
俳人・金子兜太は「ユーモア、哀愁、孤独…これは素顔の渥美さんのため息ではないか」と評した。
番組では、“寅さん”の名場面を随所に織り込みながら、俳句に渥美が込めた心情を親交のあった人々の証言から読み解く。
中でも注目されるのは古くからの友人で脚本家の早坂暁。俳人・尾崎放哉を演じたいという渥美の思いに応え、二人はシナリオハンティングの旅に出た。諸々の事情から映像化されなかった脚本は今も早坂の手元にある。かつて二人がたどった旅路を早坂と共に再訪し、晩年の渥美の心に迫る。しかし渥美清の「尾崎放哉」は実現しなかった。

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