2016年11月19日土曜日

11月19日千葉市美術館(会期11月15日~12月18日)「文人として浦上玉堂と春琴・秋琴 父子の芸術」を見る。 私は2006年に千葉市美術館で「浦上玉堂展」を鑑賞した。浦上玉堂とは10年ぶりだ。懐かしいな。 ○ 日本文人画壇の巨星浦上玉堂(1745-1820)は、備中鴨方藩のエリート武士として生まれ、その地に前半生を過ごしました。享年76歳。 ○ 浦上玉堂は50歳で脱藩した時、同行した長男春琴(1779-1846)は16歳、次男秋琴(1785-1871)は10歳でした。 ○ 安定した生活を捨て自由を入手し、七絃琴と画筆を携えて諸国を遍歴した後、玉堂は京都で画家として活躍する春琴と同居します。 ○ 一方、秋琴は11歳から会津藩に仕え、やがて雅楽方頭取に任じられるなど、音楽面での活動が目立ちます。父子はそれぞれの個性に従い、それぞれに異なる活動に勤しみますが、みな文人としての誇りを高く保ち続けて生涯を送りました。 ○ 2006年の浦上玉堂展から10年が経過し、注目すべき作品が新たに発見されています。また今回は、関西画壇きっての人気作家でありながら、これまで十分な紹介がなされていなかった春琴にもスポットを当てます。玉堂父子の全国にまたがる足跡を追いながら、珠玉の作品群をひとつの会場で一覧できる、かつてない規模の展覧会です。重要文化財8件を含む約250点が展示される。

11月19日千葉市美術館(会期11月15日~12月18日)「文人として浦上玉堂と春琴・秋琴 父子の芸術」を見る。
私は2006年に千葉市美術館で「浦上玉堂展」を鑑賞した。浦上玉堂とは10年ぶりだ。懐かしいな。
○ 日本文人画壇の巨星浦上玉堂(1745-1820)は、備中鴨方藩のエリート武士として生まれ、その地に前半生を過ごしました。享年76歳。
○ 浦上玉堂は50歳で脱藩した時、同行した長男春琴(1779-1846)は16歳、次男秋琴(1785-1871)は10歳でした。
○ 安定した生活を捨て自由を入手し、七絃琴と画筆を携えて諸国を遍歴した後、玉堂は京都で画家として活躍する春琴と同居します。
○ 一方、秋琴は11歳から会津藩に仕え、やがて雅楽方頭取に任じられるなど、音楽面での活動が目立ちます。父子はそれぞれの個性に従い、それぞれに異なる活動に勤しみますが、みな文人としての誇りを高く保ち続けて生涯を送りました。
○ 2006年の浦上玉堂展から10年が経過し、注目すべき作品が新たに発見されています。また今回は、関西画壇きっての人気作家でありながら、これまで十分な紹介がなされていなかった春琴にもスポットを当てます。玉堂父子の全国にまたがる足跡を追いながら、珠玉の作品群をひとつの会場で一覧できる、かつてない規模の展覧会です。重要文化財8件を含む約250点が展示される。

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