2016年11月12日土曜日

「会いたかった画家 安野光雅」を読む。 本当に描きたい絵を描いた画家こそ素晴らしい。審査員の好みに媚びた絵こそつまらない。私たちは自分の鑑賞眼こそ大切にしよう。 ○ 安野 光雅さん(1926年3月20日 )(90歳)は、画家、装幀家、絵本作家、元美術教員。島根県鹿足郡津和野町出身。現在は東京都小金井市在住。文化功労者。 子供の頃より、画家への夢を抱き、美術のみならず、科学・数学・文学などにも造詣が深く、豊かな知識と想像力を駆使して独創性あふれる作品を発表してきました。  ○ 安野さんが心のおもむくままに書き綴った絵画や画家たちへの思いがまとめられており、表紙にも掲載されたパウル・クレーの絵をはじめたくさんの絵がカラーで載せてあり、安野さんの文章と会いたかった画家の作品との両方が楽しめるエッセイ集です。 ○ 安野さんが取り上げられた画家は皆「自分の考えで絵を描いた人たちばかりである。」つまり、自分でこうと思った絵を描いた画家だ。 だから対象は広く、直接かかわりのあった画家もいますが、会うことのかなわなかった多数の画家、ブリューゲルやゴッホ、モディリアーニ、クレーなどと並んで、ラスコーの洞窟画や素朴派と呼ばれる画家、東勝吉という日本版グランマ・モーゼスのような画家にも思いを馳せています。 ○ 安野さん映画も好きらしく、画家の生涯を描いた映画についても語ります。

「会いたかった画家 安野光雅」を読む。
本当に描きたい絵を描いた画家こそ素晴らしい。審査員の好みに媚びた絵こそつまらない。私たちは自分の鑑賞眼こそ大切にしよう。
○ 安野 光雅さん(1926年3月20日 )(90歳)は、画家、装幀家、絵本作家、元美術教員。島根県鹿足郡津和野町出身。現在は東京都小金井市在住。文化功労者。 子供の頃より、画家への夢を抱き、美術のみならず、科学・数学・文学などにも造詣が深く、豊かな知識と想像力を駆使して独創性あふれる作品を発表してきました。 
○ 安野さんが心のおもむくままに書き綴った絵画や画家たちへの思いがまとめられており、表紙にも掲載されたパウル・クレーの絵をはじめたくさんの絵がカラーで載せてあり、安野さんの文章と会いたかった画家の作品との両方が楽しめるエッセイ集です。
○ 安野さんが取り上げられた画家は皆「自分の考えで絵を描いた人たちばかりである。」つまり、自分でこうと思った絵を描いた画家だ。
だから対象は広く、直接かかわりのあった画家もいますが、会うことのかなわなかった多数の画家、ブリューゲルやゴッホ、モディリアーニ、クレーなどと並んで、ラスコーの洞窟画や素朴派と呼ばれる画家、東勝吉という日本版グランマ・モーゼスのような画家にも思いを馳せています。
○ 安野さん映画も好きらしく、画家の生涯を描いた映画についても語ります。

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