2016年11月9日水曜日

「マンボウ遺言状 北杜夫」を読む。 北杜夫さん(1927~2011)(享年84歳)が2001年に出版したエッセイです。 恥ずかしながら私も傘寿を迎えなるほどと思う所があります。 ○ 北杜夫さんは医者であるから病気の事は知り過ぎているんだ。 ○ 宮脇俊三さんは中央公論社の編集者だった頃から二人三脚を組んだ仲で、代表作『どくとるマンボウ航海記』を書かせた担当者でもあった。 ○ 歯が痛い。腰も痛い。年をとるのがこんなにつらいとは思いもしなかった。親しい人も亡くなって、残されたたった一つの望みは、安楽に、早く死ぬことだ。 ○ 北杜夫マンボウ氏もいよいよ気弱な年頃になるわけがありません。たとえ老体となっても、心は少年。常識にとらわれぬぶん、年甲斐もないマンボウ流の雄叫びは、老いてますます絶好調。抱腹絶倒エッセイだ。

「マンボウ遺言状 北杜夫」を読む。
北杜夫さん(1927~2011)(享年84歳)が2001年に出版したエッセイです。
恥ずかしながら私も傘寿を迎えなるほどと思う所があります。
○ 北杜夫さんは医者であるから病気の事は知り過ぎているんだ。
○ 宮脇俊三さんは中央公論社の編集者だった頃から二人三脚を組んだ仲で、代表作『どくとるマンボウ航海記』を書かせた担当者でもあった。
○ 歯が痛い。腰も痛い。年をとるのがこんなにつらいとは思いもしなかった。親しい人も亡くなって、残されたたった一つの望みは、安楽に、早く死ぬことだ。
○ 北杜夫マンボウ氏もいよいよ気弱な年頃になるわけがありません。たとえ老体となっても、心は少年。常識にとらわれぬぶん、年甲斐もないマンボウ流の雄叫びは、老いてますます絶好調。抱腹絶倒エッセイだ。

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