2016年11月1日火曜日

 フィリピンのラモス元大統領は10月31日、ドゥテルテ大統領から7月に任命された中国特使を辞任したと明らかにした。現地放送局GMAネットワークが報じた。親米派で知られるラモス氏はかねて、ドゥテルテ氏の相次ぐ暴言や「(米国から)独立した外交政策」との方針を批判しており、年長者である自分の意見に耳を傾けるべきだとの考えを示したという。  GMAの報道によるとラモス氏は、ドゥテルテ氏が10月の中国訪問を終えた時点で「辞任した。(中国との間の)氷を溶かし、善意と友情の絆を結ぶ役目は果たした」と述べ、特使の任務は別の人に引き継がれたとの考えを示した。  そのうえで「現大統領を含むすべての人は、国に長年尽くした私をフィリピンという大家族の年長の兄と思いなさい」と話し、自らの助言に耳を貸すようドゥテルテ氏にメッセージを送った。

 フィリピンのラモス元大統領は10月31日、ドゥテルテ大統領から7月に任命された中国特使を辞任したと明らかにした。現地放送局GMAネットワークが報じた。親米派で知られるラモス氏はかねて、ドゥテルテ氏の相次ぐ暴言や「(米国から)独立した外交政策」との方針を批判しており、年長者である自分の意見に耳を傾けるべきだとの考えを示したという。
 GMAの報道によるとラモス氏は、ドゥテルテ氏が10月の中国訪問を終えた時点で「辞任した。(中国との間の)氷を溶かし、善意と友情の絆を結ぶ役目は果たした」と述べ、特使の任務は別の人に引き継がれたとの考えを示した。
 そのうえで「現大統領を含むすべての人は、国に長年尽くした私をフィリピンという大家族の年長の兄と思いなさい」と話し、自らの助言に耳を貸すようドゥテルテ氏にメッセージを送った。

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