2016年2月12日金曜日

「チャップリン再入門 大野裕之」を読みました。 チャップリンの映画には笑いの影に人生の哀愁がある。 チャップリンは「街の灯」、「ライムライト」で人生の哀愁を描き「独裁者」でヒトラーと対決しヒトラーをを笑いとばした。「独裁者」初公開当時ナチス・ドイツと友好関係にあった日本では公開されず、日本初公開はサンフランシスコ講和条約締結から8年後の1960年であった。 チャールズ・チャップリン(1889〜1977)は時代の奔流に抗い、映画を通して愛を貫いた。極め付きの身体芸、痛烈な社会批評、そしてユーモアとヒューマニズム。数々の傑作群は世紀を越え、国境を越えて愛され、かつ問題提起し続けている。著者は放浪紳士チャーリーの足跡を丹念に辿るとともに、近年発見された新事実や膨大なNGフィルムを読み解き、チャップリンの生涯を考察する。そのNGフィルム見るとチャップリンの妥協しない完璧主義が見れる。 チャップリンは日本を愛していた。それは秘書高野虎市の存在があったからだ。高野は18年間チャップリンの秘書を勤めてた。その親近感の然からしむる所だ。

「チャップリン再入門 大野裕之」を読みました。
チャップリンの映画には笑いの影に人生の哀愁がある。
チャップリンは「街の灯」、「ライムライト」で人生の哀愁を描き「独裁者」でヒトラーと対決しヒトラーをを笑いとばした。「独裁者」初公開当時ナチス・ドイツと友好関係にあった日本では公開されず、日本初公開はサンフランシスコ講和条約締結から8年後の1960年であった。
チャールズ・チャップリン(1889〜1977)は時代の奔流に抗い、映画を通して愛を貫いた。極め付きの身体芸、痛烈な社会批評、そしてユーモアとヒューマニズム。数々の傑作群は世紀を越え、国境を越えて愛され、かつ問題提起し続けている。著者は放浪紳士チャーリーの足跡を丹念に辿るとともに、近年発見された新事実や膨大なNGフィルムを読み解き、チャップリンの生涯を考察する。そのNGフィルム見るとチャップリンの妥協しない完璧主義が見れる。
チャップリンは日本を愛していた。それは秘書高野虎市の存在があったからだ。高野は18年間チャップリンの秘書を勤めてた。その親近感の然からしむる所だ。


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