2018年7月8日日曜日

7月7日テレビ東京 美の巨人たち 京都建築シリーズ①「三十三間堂」を見る。 次回で放送900回を迎える「美の巨人たち」。それを記念して7月は4週連続「京都の建築シリーズ」。1週目は国宝・蓮華王院本堂「三十三間堂」。 後白河法皇が創建を願い、平清盛が造営に力を尽くし、800年近くもの間美しい姿を保ち続けています。宗教建築として世界最長を誇る約125mもの長さ!さらに黄金の本尊と脇仏仏が1001体。 ○ 「三十三間堂」は旧暦の長寛2年12月17日(1164年)に完成したという。創建当時は五重塔なども建つ本格的な寺院であったが、建長元年(1249年)の火災で焼失した。文永3年(1266年)に本堂のみが再建されている。現在「三十三間堂」と称される堂がそれであり、当時は朱塗りの外装で、内装も極彩色で飾られていたという。建築様式は和様に属する。 ○ 桃山時代には、豊臣秀吉の東山大仏(方広寺)造営により、三十三間堂もその境内に含まれ、周囲の土塀や門などが整備された。 ○ 「三十三間堂」の名称は、間面記法による表記「三十三間四面」に由来する。「33」は観音に縁のある数字で、『法華経』等に観音菩薩が33種の姿に変じて衆生を救うと説かれることによる。俗に「三十三間堂の仏の数は三万三千三十三体」というのは、本尊と脇仏の一千一体がそれぞれ33に化身するからである。

7月7日テレビ東京 美の巨人たち 京都建築シリーズ①「三十三間堂」を見る。
次回で放送900回を迎える「美の巨人たち」。それを記念して7月は4週連続「京都の建築シリーズ」。1週目は国宝・蓮華王院本堂「三十三間堂」。
後白河法皇が創建を願い、平清盛が造営に力を尽くし、800年近くもの間美しい姿を保ち続けています。宗教建築として世界最長を誇る約125mもの長さ!さらに黄金の本尊と脇仏仏が1001体。
○ 「三十三間堂」は旧暦の長寛2年12月17日(1164年)に完成したという。創建当時は五重塔なども建つ本格的な寺院であったが、建長元年(1249年)の火災で焼失した。文永3年(1266年)に本堂のみが再建されている。現在「三十三間堂」と称される堂がそれであり、当時は朱塗りの外装で、内装も極彩色で飾られていたという。建築様式は和様に属する。
○ 桃山時代には、豊臣秀吉の東山大仏(方広寺)造営により、三十三間堂もその境内に含まれ、周囲の土塀や門などが整備された。
○ 「三十三間堂」の名称は、間面記法による表記「三十三間四面」に由来する。「33」は観音に縁のある数字で、『法華経』等に観音菩薩が33種の姿に変じて衆生を救うと説かれることによる。俗に「三十三間堂の仏の数は三万三千三十三体」というのは、本尊と脇仏の一千一体がそれぞれ33に化身するからである。

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