2016年3月14日月曜日

岩手県大船渡市の三陸鉄道「恋し浜駅」 復興願い帆立貝の絵馬ニュース 東日本大震災で甚大な被害を受け、いまだに一部不通が続く三陸鉄道南リアス線の恋し浜駅(岩手県大船渡市)で、復興への願いをつづったホタテガイの殻が待合室の壁を覆い尽くそうとしている。訪れた人々が残す「ホタテ絵馬」だ。三鉄は「片づけてほしくないという地元の思いを尊重したい」として、絵馬掛けを増設する方向で検討を始めた。   「東北のみんなが笑顔になりますように」「応援してます」。ホタテ養殖と同じ手法でつるされた貝殻に、色とりどりの文字や絵が躍っている。  二〇〇九年夏に駅名を地名の「小石浜(こいしはま)」から改称したのを機に、三鉄が地元名産のホタテガイにちなんで始めた絵馬掛け。当初は恋愛成就や家内安全への願いが目立った。恋し浜駅を含む区間は震災で一三年春まで不通だったが、その二年間、車などで立ち寄ったボランティアや観光客が復興祈願の絵馬をつるし続けた。「一万枚は超えただろう」(三鉄南リアス線運行部)

  岩手県大船渡市の三陸鉄道「恋し浜駅」 復興願い帆立貝の絵馬ニュース
  東日本大震災で甚大な被害を受け、いまだに一部不通が続く三陸鉄道南リアス線の恋し浜駅(岩手県大船渡市)で、復興への願いをつづったホタテガイの殻が待合室の壁を覆い尽くそうとしている。訪れた人々が残す「ホタテ絵馬」だ。三鉄は「片づけてほしくないという地元の思いを尊重したい」として、絵馬掛けを増設する方向で検討を始めた。 
 「東北のみんなが笑顔になりますように」「応援してます」。ホタテ養殖と同じ手法でつるされた貝殻に、色とりどりの文字や絵が躍っている。
 二〇〇九年夏に駅名を地名の「小石浜(こいしはま)」から改称したのを機に、三鉄が地元名産のホタテガイにちなんで始めた絵馬掛け。当初は恋愛成就や家内安全への願いが目立った。恋し浜駅を含む区間は震災で一三年春まで不通だったが、その二年間、車などで立ち寄ったボランティアや観光客が復興祈願の絵馬をつるし続けた。「一万枚は超えただろう」(三鉄南リアス線運行部)

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