2016年4月28日木曜日

森村泰昌さんは世界の名作を忠実に、しかしパロディ化する。これは面白い。  「私とは何者か。自画像にはそんな問いが潜む。」大阪在住の美術家、森村泰昌さん(64)は1985年、ゴッホの自画像に自ら扮(ふん)した写真作品で世を驚かせた。以来、名画の登場人物になりきったセルフポートレートを手がけてきた。  その集大成ともいえる展覧会「森村泰昌:自画像の美術史」が国立国際美術館(大阪市北区)で開催中だ。地元の美術館では初となる個展で、新作・未発表作50点を含むセルフポートレートなど約130点を紹介。古今の画家に“変身”した初の長編映像作品も公開されている。「自画像は自分との対話。見る人が画中の人物に自分を見いだして共感することもある。自他が行き交うのも自画像の面白さ」と森村さんは語る。

森村泰昌さんは世界の名作を忠実に、しかしパロディ化する。これは面白い。
 「私とは何者か。自画像にはそんな問いが潜む。」大阪在住の美術家、森村泰昌さん(64)は1985年、ゴッホの自画像に自ら扮(ふん)した写真作品で世を驚かせた。以来、名画の登場人物になりきったセルフポートレートを手がけてきた。
 その集大成ともいえる展覧会「森村泰昌:自画像の美術史」が国立国際美術館(大阪市北区)で開催中だ。地元の美術館では初となる個展で、新作・未発表作50点を含むセルフポートレートなど約130点を紹介。古今の画家に“変身”した初の長編映像作品も公開されている。「自画像は自分との対話。見る人が画中の人物に自分を見いだして共感することもある。自他が行き交うのも自画像の面白さ」と森村さんは語る。

0 件のコメント: