2018年9月24日月曜日

「歴史からの伝言 加藤陽子、佐藤優、福田和也」 ○ 加藤陽子、佐藤優、福田和也の三氏が昭和史について鼎談する。 三人の論者とも1960年生まれ。5年前に刊行。ちょうど民主党政権の時代。佐藤優氏が「民主党政権は本当に強いと思うんです。なぜなら何も理念がないからです。権力だけで結びついてる」と言う。 しかし権力を失った民進党は今分裂の危機にある。本書での関心事は、天皇と美濃部の機関説、沖縄と天皇、近代皇室とカトリック、ユーラシア主義と大東亜共栄圏、幕末の排外主義、明治天皇の朝鮮観。最後に、沖縄の海兵隊は2ヶ月しか沖縄に駐留してなく、あとは海外で訓練をしているそうだ。それで中国の海警が尖閣に出没しやすいとのであろうか。 第1章 尾崎秀実から再考する「東亜協同体」の可能性 第2章 皇室の母性と天皇の超越性 第3章 日米安保と沖縄の五十年 第4章 ポスト安保の思想と運動 第5章 危機下の宰相―原敬と“おとな”の政治 第6章 平沼騏一郎―「複雑怪奇」な機会主義者 第7章 排外主義はどこにあるか?―幕末、言語、TPP

「歴史からの伝言 加藤陽子、佐藤優、福田和也」
○ 加藤陽子、佐藤優、福田和也の三氏が昭和史について鼎談する。
三人の論者とも1960年生まれ。5年前に刊行。ちょうど民主党政権の時代。佐藤優氏が「民主党政権は本当に強いと思うんです。なぜなら何も理念がないからです。権力だけで結びついてる」と言う。
しかし権力を失った民進党は今分裂の危機にある。本書での関心事は、天皇と美濃部の機関説、沖縄と天皇、近代皇室とカトリック、ユーラシア主義と大東亜共栄圏、幕末の排外主義、明治天皇の朝鮮観。最後に、沖縄の海兵隊は2ヶ月しか沖縄に駐留してなく、あとは海外で訓練をしているそうだ。それで中国の海警が尖閣に出没しやすいとのであろうか。

第1章 尾崎秀実から再考する「東亜協同体」の可能性
第2章 皇室の母性と天皇の超越性
第3章 日米安保と沖縄の五十年
第4章 ポスト安保の思想と運動
第5章 危機下の宰相―原敬と“おとな”の政治
第6章 平沼騏一郎―「複雑怪奇」な機会主義者
第7章 排外主義はどこにあるか?―幕末、言語、TPP

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