「老春も愉し 瀬戸内寂聴」を読む。 ○ 瀬戸内寂聴さんの75歳から85歳までのエッセイです。書きに書いた激動の10年。作家、僧としての精力的な活躍を語る。 遠藤周作さん、吉行淳之介さん、大庭みな子さん、小田実さん、司馬遼太郎さん、江藤淳さん、埴谷雄高さん、江國滋さん等の深い友好の絆で結ばれた文学仲間との死別が続いたこの十年であった。 ○ 瀬戸内寂聴さんは悲しみを越え、前向きに、いっそう精力的に行動する。瀬戸内「源氏」ブーム、個人全集の刊行、徳島市名誉市民そして文化勲章受章。
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