「歴史の道を歩く 今谷明」を読む。
著者、今谷明氏は歴史家であり、山歩きのベテランである。今谷明氏が史実に思いを馳せつつ、「歴史の現場」を実際歩いて辿どったエッセイの数々である。それにしても今谷明氏の健脚には驚嘆する。
○「Ⅰ」
アイヌの英雄、コシャマイン蜂起の道、北海道、福山街道。
能因法師の歌枕の地、東山道、白河関。
幕末動乱期の悲劇の名将、河井継之助の終焉の地、八十里越。
戦国大名「佐々成政」の奇跡の雪中行軍、越中さらさら峠。
秩父困民党の転戦ルート、上武国境、矢久峠。
女工哀史の舞台、木曽街道、野麦峠。
水戸天狗党の見果てぬ夢、美濃、蝿帽子峠。見殺しにされた勤王の士たち。
○「Ⅱ」
「朝鮮通信使」街道を歩く、近江、浜街道。
日野富子の参籠の道、近江、葛川越。
大嘗会の木材を運んだ難路、丹波越、祖父谷峠。
本能寺の変が勃発、徳川家康の山中逃避行、信楽街道、裏白峠。
大海人皇子の脱出路、大和、関戸峠。
天誅組の敗走ルート、熊野、笠捨越。
○「Ⅲ」
生野の変の舞台、但馬街道、真弓峠。
鉄を運んだ道、出雲備後道、玉貫峠。
平家落人伝説の秘境、九州、椎葉峠。
グスクを訪ねる旅、沖縄、国頭方西海道。
○「Ⅳ」
日本人僧侶「雪村友梅」の流謫の道、中国、蜀の桟道。
シルクロード見聞記、中国、西域南道から天山南路。
2018年9月17日月曜日
「歴史の道を歩く 今谷明」を読む。 著者、今谷明氏は歴史家であり、山歩きのベテランである。今谷明氏が史実に思いを馳せつつ、「歴史の現場」を実際歩いて辿どったエッセイの数々である。それにしても今谷明氏の健脚には驚嘆する。 ○「Ⅰ」 アイヌの英雄、コシャマイン蜂起の道、北海道、福山街道。 能因法師の歌枕の地、東山道、白河関。 幕末動乱期の悲劇の名将、河井継之助の終焉の地、八十里越。 戦国大名「佐々成政」の奇跡の雪中行軍、越中さらさら峠。 秩父困民党の転戦ルート、上武国境、矢久峠。 女工哀史の舞台、木曽街道、野麦峠。 水戸天狗党の見果てぬ夢、美濃、蝿帽子峠。見殺しにされた勤王の士たち。 ○「Ⅱ」 「朝鮮通信使」街道を歩く、近江、浜街道。 日野富子の参籠の道、近江、葛川越。 大嘗会の木材を運んだ難路、丹波越、祖父谷峠。 本能寺の変が勃発、徳川家康の山中逃避行、信楽街道、裏白峠。 大海人皇子の脱出路、大和、関戸峠。 天誅組の敗走ルート、熊野、笠捨越。 ○「Ⅲ」 生野の変の舞台、但馬街道、真弓峠。 鉄を運んだ道、出雲備後道、玉貫峠。 平家落人伝説の秘境、九州、椎葉峠。 グスクを訪ねる旅、沖縄、国頭方西海道。 ○「Ⅳ」 日本人僧侶「雪村友梅」の流謫の道、中国、蜀の桟道。 シルクロード見聞記、中国、西域南道から天山南路。
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