2018年9月9日日曜日

「こころと脳の対話 河合隼雄 茂木健一郎」を読む。 ○ 生きているということ自体、ものすごく無理をしている。それを無理しているだけではもたないから、寝たときに調整する。全体性の中に調整する動きを、脳の中で視覚的に把握したものが夢だ。夢を見ること自体、癒す力を持っている。 ○ 相手をクリティカル(批判的)に値踏みする領域は前頭葉にある、いままさに熱烈に恋愛中の人はその部分がオフになる。愛は盲目だ。 ○ 患者の話の内容と、こちらの疲れ度合いの乖離がひどい場合は、患者の病状が深い。 ○ わりと普通の話をして帰っていったのに、気が付いたらものすごく疲れている場 合がある、その場合はもう、その来た人の病状は深い。 ○ いつ死んでもいいと言っている人が、夢で「死にたくない。なんとかなりませんか」と言っている。割り切れないところが夢に出る。 ○ 来られた方に「どうですか」言うたら、「いや、別に普通です」と言うんだけど、そのうち聞いているうちに僕がすごく疲れてくる。すっごくしんどくなってくる。こういう人は絶対難しい。 ○ 精神医はただ座って聞いている。それだけでものすごいエネルギーを使う。 ○ 離人症性障害の女性は医師に最初あったとき、この先生で治ると思った。先生はあたしの顔も服も関心なかった。魂だけを見ていた。 ○ 河合先生はそれが大事な夢だと思ったら、その場所に実際に行ってみるし、その人と話してみたりする。 ○ 芸術家は常識から外れる。 ○ 相手のどこか部分に注意を向けてはいけない。全体に、平等に注意を向ける。そうしてふと気になるものが見えてくる。それが大事。  ○ 人の細部に飛びつかず、その人の全体を見る事が必要だ。 ○ カウンセラーで講演が上手い人は駄目だ

「こころと脳の対話 河合隼雄 茂木健一郎」を読む。
○ 生きているということ自体、ものすごく無理をしている。それを無理しているだけではもたないから、寝たときに調整する。全体性の中に調整する動きを、脳の中で視覚的に把握したものが夢だ。夢を見ること自体、癒す力を持っている。
○ 相手をクリティカル(批判的)に値踏みする領域は前頭葉にある、いままさに熱烈に恋愛中の人はその部分がオフになる。愛は盲目だ。
○ 患者の話の内容と、こちらの疲れ度合いの乖離がひどい場合は、患者の病状が深い。
○ わりと普通の話をして帰っていったのに、気が付いたらものすごく疲れている場
合がある、その場合はもう、その来た人の病状は深い。
○ いつ死んでもいいと言っている人が、夢で「死にたくない。なんとかなりませんか」と言っている。割り切れないところが夢に出る。
○ 来られた方に「どうですか」言うたら、「いや、別に普通です」と言うんだけど、そのうち聞いているうちに僕がすごく疲れてくる。すっごくしんどくなってくる。こういう人は絶対難しい。
○ 精神医はただ座って聞いている。それだけでものすごいエネルギーを使う。
○ 離人症性障害の女性は医師に最初あったとき、この先生で治ると思った。先生はあたしの顔も服も関心なかった。魂だけを見ていた。
○ 河合先生はそれが大事な夢だと思ったら、その場所に実際に行ってみるし、その人と話してみたりする。
○ 芸術家は常識から外れる。
○ 相手のどこか部分に注意を向けてはいけない。全体に、平等に注意を向ける。そうしてふと気になるものが見えてくる。それが大事。 
○ 人の細部に飛びつかず、その人の全体を見る事が必要だ。
○ カウンセラーで講演が上手い人は駄目だ

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