「石橋湛山の慈悲精神と世界平和 石村柳三」を読む。 石橋湛山の俳句「かたつむり動かぬようで早く行く」「戦争や愚かな道は人にあり」 ○ 本書は、日本近現代史に大きな足跡を残した、偉大な言論人・石橋湛山の魅力的な人間像を、感性豊かな詩人であり、詩想家でもある著者が、石橋湛山の生涯を語る。 また石橋湛山の仏教精神から来る世界平和思想を語る。 ○ 石橋 湛山（1884~ 1973年）は、日本のジャーナリスト、政治家、教育者である。大蔵大臣、通商産業大臣、内閣総理大臣、郵政大臣などを歴任した。内閣総理大臣在任期間は65日であり、日本国憲法下では羽田孜に次いで2番目に短く、日本の憲政史上でも4番目の短かさである。 ○ 戦前は『東洋経済新報』により、一貫して日本の植民地政策を批判して加工貿易立国論を唱えた。 ○ 石橋湛山は大日本帝国の幻想から来る戦争に強く反対し、小日本主義を唱えた。 ○ 石橋は憲法第9条の堅持を主張した。 ○ 戦後は「日中米ソ平和同盟」を主張して政界で活躍した。保守合同後初めて本格的に実施された自民党総裁選挙を制して総理総裁となったが、在任2ヵ月弱で発病し、退陣した。退陣後は中国との国交正常化に力を尽くした。

「石橋湛山の慈悲精神と世界平和　石村柳三」を読む。
石橋湛山の俳句「かたつむり動かぬようで早く行く」「戦争や愚かな道は人にあり」
○　本書は、日本近現代史に大きな足跡を残した、偉大な言論人・石橋湛山の魅力的な人間像を、感性豊かな詩人であり、詩想家でもある著者が、石橋湛山の生涯を語る。
また石橋湛山の仏教精神から来る世界平和思想を語る。
○　石橋 湛山（1884~ 1973年）は、日本のジャーナリスト、政治家、教育者である。大蔵大臣、通商産業大臣、内閣総理大臣、郵政大臣などを歴任した。内閣総理大臣在任期間は65日であり、日本国憲法下では羽田孜に次いで2番目に短く、日本の憲政史上でも4番目の短かさである。
○　戦前は『東洋経済新報』により、一貫して日本の植民地政策を批判して加工貿易立国論を唱えた。
○　石橋湛山は大日本帝国の幻想から来る戦争に強く反対し、小日本主義を唱えた。
○　石橋は憲法第9条の堅持を主張した。
○　戦後は「日中米ソ平和同盟」を主張して政界で活躍した。保守合同後初めて本格的に実施された自民党総裁選挙を制して総理総裁となったが、在任2ヵ月弱で発病し、退陣した。退陣後は中国との国交正常化に力を尽くした。