2016年8月15日月曜日

8月15日NHKスペシャル「▽ふたりの贖罪〜日本とアメリカ・憎しみを越えて〜」を見る。 ○イエス・キリスト言葉「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」(新約聖書ルカ23:33〜34) ○憎悪が、世界を覆い尽くしている。どうすれば、憎しみの連鎖を断ち切ることができるのか。その手がかりを与えてくれる2人の人物がいる。 ○ 1941年12月8日「トラトラトラ」を打電した真珠湾攻撃隊の総指揮官、淵田美津雄(1902〜1976)だ。淵田はその後もラバウル、ミッドウェーを戦い、戦場の修羅場をくぐってきた。 ○ 終戦後淵田はアメリカ人へも戦後淵田を憎む日本人へも憎悪の鬼と化していた。 たまたま日本軍の捕虜となっていたディシェイザー出会い、憎しみを断ち切る事ができた。 ○ 淵田は1951年、キリスト教の洗礼を受け、アメリカに渡り、伝道者となった。 淵田が回心したのは、ある人物との出会いがきっかけだった。元米陸軍の爆撃手、ジェイコブ・ディシェイザー(1012〜2008)だ。ディシェイザーは真珠湾攻撃への復讐心に燃え、日本本土への初空襲を志願、名古屋に300発近くの焼夷弾を投下した。彼は日本軍の捕虜となり拷問を受ける。そのディシェイザーもまた戦後キリスト教の宣教師となり、日本に戻り、自分が爆撃した名古屋を拠点に全国で伝道活動を行った。 ○ 戦争から4年後の冬、ふたりは運命の出会いを果たす。ディシェイザーの書いた布教活動の小冊子「私は日本の捕虜だった」を淵田が渋谷駅で偶然受け取ったのだ。以来ふたりは、人生をかけて贖罪と自省の旅を続ける。淵田はアメリカで、ディシェイザーは日本で布教する。 ふたりの物語は、「憎しみと報復の連鎖」に覆われた今の世界に、確かなメッセージとなるはずだ。無知こそ憎しみ始まりだ。

8月15日NHKスペシャル「▽ふたりの贖罪〜日本とアメリカ・憎しみを越えて〜」を見る。
○イエス・キリスト言葉「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」(新約聖書ルカ23:33〜34)
○憎悪が、世界を覆い尽くしている。どうすれば、憎しみの連鎖を断ち切ることができるのか。その手がかりを与えてくれる2人の人物がいる。
○ 1941年12月8日「トラトラトラ」を打電した真珠湾攻撃隊の総指揮官、淵田美津雄(1902〜1976)だ。淵田はその後もラバウル、ミッドウェーを戦い、戦場の修羅場をくぐってきた。
○ 終戦後淵田はアメリカ人へも戦後淵田を憎む日本人へも憎悪の鬼と化していた。
たまたま日本軍の捕虜となっていたディシェイザー出会い、憎しみを断ち切る事ができた。
○ 淵田は1951年、キリスト教の洗礼を受け、アメリカに渡り、伝道者となった。
淵田が回心したのは、ある人物との出会いがきっかけだった。元米陸軍の爆撃手、ジェイコブ・ディシェイザー(1012〜2008)だ。ディシェイザーは真珠湾攻撃への復讐心に燃え、日本本土への初空襲を志願、名古屋に300発近くの焼夷弾を投下した。彼は日本軍の捕虜となり拷問を受ける。そのディシェイザーもまた戦後キリスト教の宣教師となり、日本に戻り、自分が爆撃した名古屋を拠点に全国で伝道活動を行った。
○ 戦争から4年後の冬、ふたりは運命の出会いを果たす。ディシェイザーの書いた布教活動の小冊子「私は日本の捕虜だった」を淵田が渋谷駅で偶然受け取ったのだ。以来ふたりは、人生をかけて贖罪と自省の旅を続ける。淵田はアメリカで、ディシェイザーは日本で布教する。
ふたりの物語は、「憎しみと報復の連鎖」に覆われた今の世界に、確かなメッセージとなるはずだ。無知こそ憎しみ始まりだ。

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