8月27日。NHKETV、「追悼アンコール放送。むのたけじ100歳の不屈。伝説のジャーナリスト 次世代への遺言」を見る。
ジャーナリスト「むのたけじ」さんは今年2016年8月21日101歳で他界されました。ご冥福を祈ります。
○ 自分の書いた新聞記事に責任取って自ら辞職した記者は他にいただろうか。
これは「むのたけじ」さん(1915〜-2016)の取材時100歳の追悼記事です。
○100歳を迎えたジャーナリスト、「むのたけじ」さんは戦前・戦中は朝日新聞の記者だった。1945年8月15日「大本営発表の嘘を書き続けた責任」をとって、敗戦と同時に朝日新聞を退職した。
戦後は、故郷の秋田で地方紙「たいまつ」を30年にわたって自力で発行した。記者として戦前・戦後の日本社会を取材し続け、膨大な記事と発言を残してきた伝説のジャーナリストである。「戦争を絶滅させる」。その言葉や生き方は、読者のみならずジャーナリストをめざす若者にも影響を与えてきた。95歳を過ぎた頃から特に年少者や若者への関心があふれだしたという。「今の若者たちと話していると、新しいタイプの日本人が出てきたと感じる。絶望の中に必ず希望はある。戦争のない世の中を見るまでは死ねない」。100歳になってからも食欲は旺盛、講演や取材をこなし気力は衰えない。戦後70年の昨年、伝説のジャーナリストの足跡とそのこん身のメッセージを通じてこの国の未来を考える“熱血”ヒューマンドキュメントだ。
2016年8月28日日曜日
8月27日。NHKETV、「追悼アンコール放送。むのたけじ100歳の不屈。伝説のジャーナリスト 次世代への遺言」を見る。 ジャーナリスト「むのたけじ」さんは今年2016年8月21日101歳で他界されました。ご冥福を祈ります。 ○ 自分の書いた新聞記事に責任取って自ら辞職した記者は他にいただろうか。 これは「むのたけじ」さん(1915〜-2016)の取材時100歳の追悼記事です。 ○100歳を迎えたジャーナリスト、「むのたけじ」さんは戦前・戦中は朝日新聞の記者だった。1945年8月15日「大本営発表の嘘を書き続けた責任」をとって、敗戦と同時に朝日新聞を退職した。 戦後は、故郷の秋田で地方紙「たいまつ」を30年にわたって自力で発行した。記者として戦前・戦後の日本社会を取材し続け、膨大な記事と発言を残してきた伝説のジャーナリストである。「戦争を絶滅させる」。その言葉や生き方は、読者のみならずジャーナリストをめざす若者にも影響を与えてきた。95歳を過ぎた頃から特に年少者や若者への関心があふれだしたという。「今の若者たちと話していると、新しいタイプの日本人が出てきたと感じる。絶望の中に必ず希望はある。戦争のない世の中を見るまでは死ねない」。100歳になってからも食欲は旺盛、講演や取材をこなし気力は衰えない。戦後70年の昨年、伝説のジャーナリストの足跡とそのこん身のメッセージを通じてこの国の未来を考える“熱血”ヒューマンドキュメントだ。
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