「きみまろ流 綾小路きみまろ」を読む。
「きみまろ」さんは毒舌の後ちょっと「癒し」の言葉を言う。それが憎まれない理由だ。
30年間下積みの苦労のたまものだ。
「化粧より化粧まわしが似合う」
「どんなに若くつくろうが、写真に写れば歳相応」
「綺麗ですね」と褒めちぎり「私は女性を見る目が無いのです。」
「女房も趣味も骨董が一番」「美人薄命きっと女房は長生きかも。」
「化粧しろ。え〜化粧したのに。」「ケーキ食べて痩せる話。」「??きみまろは皇室アルバムに出演??」「きみまろは剥げて、かつら被っています。」
憎めないな。
ここにみる「きみまろ」さんは、芸人と思えない真面目の権化、雌伏30年の凄みが感じられます。中高年のアイドルなんておちゃらけているけど、中高年よ、凄みを持て、というアンチテーゼか。馬鹿になってあっはっは、なんて笑っていられない裏がきみまろにはあるように思えます。こう感じるのも、ライブで風の様に疾走するのと違い、本のなせる技か。
2016年8月1日月曜日
「きみまろ流 綾小路きみまろ」を読む。 「きみまろ」さんは毒舌の後ちょっと「癒し」の言葉を言う。それが憎まれない理由だ。 30年間下積みの苦労のたまものだ。 「化粧より化粧まわしが似合う」 「どんなに若くつくろうが、写真に写れば歳相応」 「綺麗ですね」と褒めちぎり「私は女性を見る目が無いのです。」 「女房も趣味も骨董が一番」「美人薄命きっと女房は長生きかも。」 「化粧しろ。え〜化粧したのに。」「ケーキ食べて痩せる話。」「??きみまろは皇室アルバムに出演??」「きみまろは剥げて、かつら被っています。」 憎めないな。 ここにみる「きみまろ」さんは、芸人と思えない真面目の権化、雌伏30年の凄みが感じられます。中高年のアイドルなんておちゃらけているけど、中高年よ、凄みを持て、というアンチテーゼか。馬鹿になってあっはっは、なんて笑っていられない裏がきみまろにはあるように思えます。こう感じるのも、ライブで風の様に疾走するのと違い、本のなせる技か。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿