「雪の結晶 朝丘雪路」を読む。
この本は女優朝丘雪路の自伝だ。彼女は日本画家・伊東深水の娘だ。母は新橋の芸者だった。父母は結婚していなかった。朝丘雪路は父に溺愛された。宝塚創業者小林一三氏の勧めで宝塚音楽学校に入学し女優の道に入る。溺愛する父に一時離れ暮らすのは彼女に取って良かった。東京に帰って芸能活動をする。数々の男性遍歴はあった。一回目の結婚は慈恵医大病院の医師だった。二回目結婚相手は津川雅彦だった。その内津川雅彦の間に生まれた5ヶ月の娘が誘拐される。しかし娘は無事帰って安堵する。
その後舞踊会「深水流」を創設し師匠となる。そして最初の夫と間に生まれた息子と涙の対面する。しかしやがて津川雅彦と別居する。
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