2016年6月12日日曜日

6月11日ETV特集「国宝・曜変天目」 七色に輝き変化する神秘の茶碗(わん)、国宝・曜変天目。この茶碗は約800年前、中国福建省で作られたとされる。陶芸史上、最高傑作だ。曜変天目は鎌倉時代に交易により日本に持たされた。 しかし、その製法は歴史の中で失われ、再現不可能であった。 製法を再現しようとするのが愛知県瀬戸市の長江惣吉さんだ。 幾多の陶工たちが同じものを焼こうと挑んできたが、製法を解明した人はいない。そんな中、千載一遇のチャンスが巡ってきた。なんと中国でかけらの曜変が新たに発見されたのだ。新しい曜変を科学分析すれば、製法が分かるかもしれない。しかし科学的分析は許されなかった。 今日も長江惣吉さんは曜変天目茶碗の再現に努力する。 国宝曜変天目は次の三つだ。 静嘉堂文庫蔵(稲葉天目) 藤田美術館蔵(水戸徳川家旧蔵) 大徳寺龍光院蔵(津田宗及からの伝来) の3点が国宝ですが、中国にどころか、日本にしかないと言われている。

6月11日ETV特集「国宝・曜変天目」
七色に輝き変化する神秘の茶碗(わん)、国宝・曜変天目。この茶碗は約800年前、中国福建省で作られたとされる。陶芸史上、最高傑作だ。曜変天目は鎌倉時代に交易により日本に持たされた。
しかし、その製法は歴史の中で失われ、再現不可能であった。
製法を再現しようとするのが愛知県瀬戸市の長江惣吉さんだ。
幾多の陶工たちが同じものを焼こうと挑んできたが、製法を解明した人はいない。そんな中、千載一遇のチャンスが巡ってきた。なんと中国でかけらの曜変が新たに発見されたのだ。新しい曜変を科学分析すれば、製法が分かるかもしれない。しかし科学的分析は許されなかった。
今日も長江惣吉さんは曜変天目茶碗の再現に努力する。
国宝曜変天目は次の三つだ。
静嘉堂文庫蔵(稲葉天目)
藤田美術館蔵(水戸徳川家旧蔵)
大徳寺龍光院蔵(津田宗及からの伝来)
の3点が国宝ですが、中国にどころか、日本にしかないと言われている。

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