2016年6月7日火曜日

ペルー大統領選に出馬したケイコ・フジモリ氏(41)が決選投票に臨む中、禁錮25年の判決を受けて収監中の父アルベルト・フジモリ元大統領(77)が、「ケイコが大統領になっても恩赦は望まない」と周囲に話し、政治への関与も否定していることがわかった。元大統領と接触した関係者が、朝日新聞の取材に明らかにした。  元大統領は、軍による民間人殺害の人権侵害や横領の罪が確定し、軍警察の特別施設に収監されている。ケイコ氏の当選を望まない人たちはかねて、「ケイコ氏が大統領になれば、元大統領が釈放される。立候補は父親を救うためだ」などと批判してきた。  元大統領は「ケイコが私を恩赦にしようとしても、私は応じない」「私は無実。改めて司法手続きで調べ直してほしい」などと語っているという。ケイコ氏が大統領になれば、政治に介入するのではとの懸念についても「考えたこともない。外に出られたら、釣りをしながらペルー中をゆっくりと回りたい」と説明しているという。

ペルー大統領選に出馬したケイコ・フジモリ氏(41)が決選投票に臨む中、禁錮25年の判決を受けて収監中の父アルベルト・フジモリ元大統領(77)が、「ケイコが大統領になっても恩赦は望まない」と周囲に話し、政治への関与も否定していることがわかった。元大統領と接触した関係者が、朝日新聞の取材に明らかにした。
 元大統領は、軍による民間人殺害の人権侵害や横領の罪が確定し、軍警察の特別施設に収監されている。ケイコ氏の当選を望まない人たちはかねて、「ケイコ氏が大統領になれば、元大統領が釈放される。立候補は父親を救うためだ」などと批判してきた。
 元大統領は「ケイコが私を恩赦にしようとしても、私は応じない」「私は無実。改めて司法手続きで調べ直してほしい」などと語っているという。ケイコ氏が大統領になれば、政治に介入するのではとの懸念についても「考えたこともない。外に出られたら、釣りをしながらペルー中をゆっくりと回りたい」と説明しているという。

0 件のコメント: