6月16日BS日テレ「片岡愛之助の解明歴史捜査小栗上野介」を見る。
歴史とは真実では無い。勝者の書いた物語である。
幕末、幕府の重職を歴任しながら、日本の近代化礎となる大仕事を次々と成し遂げた。
崩壊寸前の徳川幕府の中で、歴史を動かす一人の男がいた。
小栗上野介忠順(1827〜1868)。ひと際、鋭い頭脳と実行力を持つ彼は勘定奉行や外国奉行、軍艦奉行など幕府の重職を歴任しながら日本の近代化の礎となる大仕事を次々とやってのけた。
当時アジア最大規模となる横須賀造船所の建設、大国アメリカとの金をめぐる為替交渉。数々の功績を残した小栗であったが、その事実はほとんど知られていない。
さらに、その最期は悲劇的なものであった。旧暦1868月4月6日、小栗上野介は「逆賊」として
新政府軍により処刑されてしまう。
現在、彼が処刑された場所のそばに建つ碑にはこう書かれている。
「罪なくしてここに斬らる」
江戸へ迫り来る新政府軍を迎え撃つため、小栗が用意した作戦とは、軍艦「開陽」をもって薩長を中心とした新政府軍を駿河湾で撃破する事だった。
群馬県に隠遁する。新政府は無実の小栗上野介の能力を恐れ、小栗上野介を処刑した。
2016年6月17日金曜日
6月16日BS日テレ「片岡愛之助の解明歴史捜査小栗上野介」を見る。 歴史とは真実では無い。勝者の書いた物語である。 幕末、幕府の重職を歴任しながら、日本の近代化礎となる大仕事を次々と成し遂げた。 崩壊寸前の徳川幕府の中で、歴史を動かす一人の男がいた。 小栗上野介忠順(1827〜1868)。ひと際、鋭い頭脳と実行力を持つ彼は勘定奉行や外国奉行、軍艦奉行など幕府の重職を歴任しながら日本の近代化の礎となる大仕事を次々とやってのけた。 当時アジア最大規模となる横須賀造船所の建設、大国アメリカとの金をめぐる為替交渉。数々の功績を残した小栗であったが、その事実はほとんど知られていない。 さらに、その最期は悲劇的なものであった。旧暦1868月4月6日、小栗上野介は「逆賊」として 新政府軍により処刑されてしまう。 現在、彼が処刑された場所のそばに建つ碑にはこう書かれている。 「罪なくしてここに斬らる」 江戸へ迫り来る新政府軍を迎え撃つため、小栗が用意した作戦とは、軍艦「開陽」をもって薩長を中心とした新政府軍を駿河湾で撃破する事だった。 群馬県に隠遁する。新政府は無実の小栗上野介の能力を恐れ、小栗上野介を処刑した。
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