2016年6月25日土曜日

貴重な文化財「金沢園」が残り嬉しいです。 かつて文人らも泊まった横浜の風雅な元料亭が、格安の宿に生まれ変わろうとしている。築80年超の木造2階建てで、国の登録有形文化財。狙いは日本情緒を求める外国人観光客だ。  海に近い住宅街の一角に、今年2月で営業を終えた料亭「金沢園」(横浜市金沢区)がある。1929年完成のレトロな入り母屋造りで、当初は海辺の景勝地に立つ料理旅館だった。与謝野晶子や高浜虚子が詩歌の会を開いた大広間や、色ガラスをあしらった風呂場もある。2004年に登録有形文化財になった。  ここで「ホステル金沢園」を始めるのが喜多正顕さん(36)。留学生向けシェアハウス手配の事業で知り合った建築家に昨年、金沢園を紹介された。ホテルのような防音性やプライバシー確保は難しいが、素泊まり4千円程度で交流も楽しいホステルを構想。建物の今後を横浜市都市デザイン室などに相談していた所有者は、年輪こそ魅力というこの提案を歓迎した。

貴重な文化財「金沢園」が残り嬉しいです。
かつて文人らも泊まった横浜の風雅な元料亭が、格安の宿に生まれ変わろうとしている。築80年超の木造2階建てで、国の登録有形文化財。狙いは日本情緒を求める外国人観光客だ。
 海に近い住宅街の一角に、今年2月で営業を終えた料亭「金沢園」(横浜市金沢区)がある。1929年完成のレトロな入り母屋造りで、当初は海辺の景勝地に立つ料理旅館だった。与謝野晶子や高浜虚子が詩歌の会を開いた大広間や、色ガラスをあしらった風呂場もある。2004年に登録有形文化財になった。
 ここで「ホステル金沢園」を始めるのが喜多正顕さん(36)。留学生向けシェアハウス手配の事業で知り合った建築家に昨年、金沢園を紹介された。ホテルのような防音性やプライバシー確保は難しいが、素泊まり4千円程度で交流も楽しいホステルを構想。建物の今後を横浜市都市デザイン室などに相談していた所有者は、年輪こそ魅力というこの提案を歓迎した。

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