「格差と序列の日本史 山本博文」を読む。
○ 歴史の核心は、「格差」と「序列」でつかめる。日本史の流れを学び、時代ごとの特徴を知ろうとするとき、国家と社会の本質が、必ずそこに表れてくる。
○ 現代でも政治家も間には世襲と言う越え難い格差が生まれている。
○ 古代の王朝でも、中世の幕府でも、二つのキーワードから歴史上の組織を捉え直せば、日本史の基本構造は手に取るように見えてくる。
○ 「格差」とは、地位や待遇が上昇する機会を「与えられる層」と「与えられない層」の「差」を指し、その「格差」は、地位や待遇に「序列」という順序や上下関係がなければ生まれない。
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