8月11日NHKBSプレミアム「昭和の選択。開かれた戦争への扉〜日独伊三国同盟の誤算〜策士策に溺れる」を見る。
陸軍の暴走より起きた日中戦争は泥沼状態だった。やがて西欧の諸国との対立が生まれる。
松岡洋右外相は、泥沼にもがき、3人の独裁者「ドイツのヒトラー、イタリアのムッソリーニ、ソ連のスターリン」と協定を結ぶ。これは毒薬だった。
○ 日本がヒトラー、ムッソリーニの独・伊と結んだ三国同盟。それはアメリカの反発を生み、太平洋戦争開戦、日本の破局へとつながった。しかし日本の海軍は、当初同盟には反対だった。その姿勢を最後まで貫けなかったのは、松岡外相とドイツ特使スターマーとの密約で海軍を欺瞞に掛けたからだ。
○ また松岡洋右は、三国同盟にソ連を加えた四か国による連合を構想、ソ連と「日ソ中立条約」を結ぶ。
「これで日本も安心して南進できますね」と松岡洋右の肩を叩いた独裁者スターリンの偽善の微笑。
松岡はそれでアメリカをけん制しようとした。しかし日本はスターリンに騙された。
日本は望まなかったにも関わらず、戦争への扉を開いたのだ。
○ 後に松岡洋右は涙を流し外交の失敗を認めた。
2016年8月11日木曜日
8月11日NHKBSプレミアム「昭和の選択。開かれた戦争への扉〜日独伊三国同盟の誤算〜策士策に溺れる」を見る。 陸軍の暴走より起きた日中戦争は泥沼状態だった。やがて西欧の諸国との対立が生まれる。 松岡洋右外相は、泥沼にもがき、3人の独裁者「ドイツのヒトラー、イタリアのムッソリーニ、ソ連のスターリン」と協定を結ぶ。これは毒薬だった。 ○ 日本がヒトラー、ムッソリーニの独・伊と結んだ三国同盟。それはアメリカの反発を生み、太平洋戦争開戦、日本の破局へとつながった。しかし日本の海軍は、当初同盟には反対だった。その姿勢を最後まで貫けなかったのは、松岡外相とドイツ特使スターマーとの密約で海軍を欺瞞に掛けたからだ。 ○ また松岡洋右は、三国同盟にソ連を加えた四か国による連合を構想、ソ連と「日ソ中立条約」を結ぶ。 「これで日本も安心して南進できますね」と松岡洋右の肩を叩いた独裁者スターリンの偽善の微笑。 松岡はそれでアメリカをけん制しようとした。しかし日本はスターリンに騙された。 日本は望まなかったにも関わらず、戦争への扉を開いたのだ。 ○ 後に松岡洋右は涙を流し外交の失敗を認めた。
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