2018年5月9日水曜日

「女性俳句の世界 上野さち子」を読む。 恥ずかしながら私も俳句を学んでいます。随分前細見綾子さんの句会が高尾山であったので参加しました。私の句は選に入りませんでした。 ○ かって和歌(短歌)は女性が活躍した詩であり俳句(俳諧)は女性には縁の遠い詩であるとされた時代があった。 ○ しかし江戸時代にも加賀千代女のような優れた俳人がいた。その後高浜虚子が女性俳句を奨励した事から多くの女流俳人が活躍する様になった。 ○ 今、空前の女性俳句ブームといわれる。女性はなぜ俳句を作るのか。男性と女性の句に違いはあるのだろうか。加賀の千代女から杉田久女・細見綾子に至る近世から現代までの女性俳人12人を選び、ひたむきに自己表現を求める彼女らの生きざまと、作品世界の魅力を解き明かす。 ○ 例句 「朝顔に鶴瓶とられてもらひ水 千代女」 「雪はげし抱かれて息のつまりしこと 橋本多佳子」 「短夜の看とり給ふも縁かな 石橋秀野」 「花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ 杉田久女」 「木綿縞着たる単純初日受けく 細見綾子」

「女性俳句の世界 上野さち子」を読む。
恥ずかしながら私も俳句を学んでいます。随分前細見綾子さんの句会が高尾山であったので参加しました。私の句は選に入りませんでした。
○ かって和歌(短歌)は女性が活躍した詩であり俳句(俳諧)は女性には縁の遠い詩であるとされた時代があった。
○ しかし江戸時代にも加賀千代女のような優れた俳人がいた。その後高浜虚子が女性俳句を奨励した事から多くの女流俳人が活躍する様になった。
○ 今、空前の女性俳句ブームといわれる。女性はなぜ俳句を作るのか。男性と女性の句に違いはあるのだろうか。加賀の千代女から杉田久女・細見綾子に至る近世から現代までの女性俳人12人を選び、ひたむきに自己表現を求める彼女らの生きざまと、作品世界の魅力を解き明かす。
○ 例句
「朝顔に釣瓶とられてもらひ水 千代女」
「雪はげし抱かれて息のつまりしこと 橋本多佳子」
「短夜の看とり給ふも縁かな 石橋秀野」
「花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ 杉田久女」
「木綿縞着たる単純初日受けく 細見綾子」

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