2018年5月13日日曜日

5月12日、テレビ東京 美の巨人たち横山大観「流燈」を見る。 近代日本画壇を甦らせた巨匠・横山大観(1868~1958)。 今回の作品『流燈』(1909年作品)はピンクで統一された、かわいらしい淡い色調。しかし流れる流燈が描かれていない。 数ある名作の中でもかなり異質である。またヒンドゥー教徒による灯籠流しがテーマなのに一体なぜ、それは描かれていない物を想像させようとしたのだ。 しかも大観の人生の中でどん底と言える時期に描かれたこの作品が、大観の巨匠としての道を切り開くことになり、転機となったのは所謂、朦朧体から脱出であった。

5月12日、テレビ東京 美の巨人たち横山大観「流燈」を見る。
近代日本画壇を甦らせた巨匠・横山大観(1868~1958)。
今回の作品『流燈』(1909年作品)はピンクで統一された、かわいらしい淡い色調。しかし流れる流燈が描かれていない。
数ある名作の中でもかなり異質である。またヒンドゥー教徒による灯籠流しがテーマなのに一体なぜ、それは描かれていない物を想像させようとしたのだ。
しかも大観の人生の中でどん底と言える時期に描かれたこの作品が、大観の巨匠としての道を切り開くことになり、転機となったのは所謂、朦朧体から脱出であった。

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