5月4日。高校時代の友人と東京竹橋の国立近代美術館で開催中の「安田靫彦(ゆきひこ)展」会期.3月23日 〜5月15日に行きました。凄く良かった。感激です。日本人に生まれて良かったな。
○歴史好きの人必見 靫彦作品のの3大美女、《王昭君》、《飛鳥の春の額田王》他ヤマトタケル、聖徳太子、源頼朝、源義経、織田信長、豊臣秀吉など、時代のヒーローたちを描いた作品が並びます。
○《黄瀬川陣(きせがわのじん》や《飛鳥の春の額田王(ぬかだのおおきみ)》など歴史画の名作で知られる安田靫彦(1884‐1978)。東京・日本橋に生まれ、日本美術院の再興に参画し、中核のひとりとして活躍しました。「美しい線」、「澄んだ色彩」、「無駄のない構図」。日本画に対して誰もが抱くこのようなイメージは、すべて靫彦が作ったといっても過言ではありません。また、生涯かけて歴史画に取り組み、誰も描かなかった主題にゆるぎないかたちを与え、古典の香り豊かに表現したことも特筆されます。靫彦の知られざる思いとは一見、正統派に見える彼の絵は、自由さや熱いこだわり時には妖しさまでちりばめた独創の賜物だった。
教科書や切手で見たあの有名作品から、初公開となる作品まで、100点を超える代表作を一堂に集める本展は、端正で香り高い靫彦芸術の魅力を再確認するまたとない機会となるでしょう。
また、94年の人生を生きた靫彦は、若くして亡くなった菱田春草や今村紫紅とさほど年も違わないながら、昭和戦前期のナショナリズムの高揚や戦後の価値観の激変を、身をもって経験しています。時代の大きな流れのなかで、靫彦は何をどう描いたか、そしてそれはどのように変わっていったのか。本展では、靫彦の生きた時代の問題も視野に入れながら、彼の画業をたどりま
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