2018年8月27日月曜日

「世界は一冊の本 長田弘」を読む。 この本は長田弘さんの詩集である。私は詩集を読む事は少ない。時には詩集を読み自分の心を洗うのも良い事である。 例を挙げよう。 ーーーーーーーーーーーー 「世界は一冊の本」 本を読もう。 もっと本を読もう。 もっともっと本を読もう。 書かれた文字だけが本ではない。 日の光、星の瞬き、鳥の声、 川の音だって本なのだ。 ブナの林の静けさも、 ハナミズキの白い花々も、 おおきな孤独なケヤキの気も、本だ。 人生という本を、人は胸に抱いている。 一個の人間は一冊の本なのだ。 記憶をなくした老人の表情も、本だ。 草原、雲、そして風。 黙って死んでゆくガゼルもヌーも、本だ。 権威をもたない尊厳が、すべてだ。   200億光年のなかの小さな星。 どんなことでもない。生きるとは、 考えることができるということだ。 本を読もう。 もっと本を読もう。 もっともっと本を読もう。

「世界は一冊の本 長田弘」を読む。
この本は長田弘さんの詩集である。私は詩集を読む事は少ない。時には詩集を読み自分の心を洗うのも良い事である。
例を挙げよう。
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「世界は一冊の本」
本を読もう。
もっと本を読もう。
もっともっと本を読もう。

書かれた文字だけが本ではない。
日の光、星の瞬き、鳥の声、
川の音だって本なのだ。

ブナの林の静けさも、
ハナミズキの白い花々も、
おおきな孤独なケヤキの気も、本だ。

人生という本を、人は胸に抱いている。
一個の人間は一冊の本なのだ。
記憶をなくした老人の表情も、本だ。

草原、雲、そして風。
黙って死んでゆくガゼルもヌーも、本だ。
権威をもたない尊厳が、すべてだ。
 
200億光年のなかの小さな星。
どんなことでもない。生きるとは、
考えることができるということだ。

本を読もう。
もっと本を読もう。
もっともっと本を読もう。

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