「よくわかるアンチエイジング入門 田中孝 中山芳瑛」を読む。
○ アンチエイジング(抗加齢)医療とは、加齢や老化のメカニズムを明らかにして、いかに老化の速度を遅くできるか(若さを保てるか)を研究し、それを臨床に役立てる医療である。どんなに長生きしても、寝たきりでは意味がない。
健康長寿をまっとうし(人間の最長寿命は120歳だという)、そして最後は「ピン・ピン・コロリ」と死ぬ、それが理想である。
○ そのためには、「老化時計を遅らせる」必要がある。「食事療法」「運動療法」「精神療法」を、老化がはじまる前から実行することが必要である。
◎ 抗加齢プログラム
仕事も遊びも、アルコールも腹八分。
煙草絶対駄目。
美食から粗食へ。
一週間に三回以上、汗をかくウオーキング。
就寝前一時間は心安らかに。
一日七時間ぐっすり睡眠。
恋をしましょう。あるいは恋心を持ちましょう。
○ 本書は、自分のクリニックで「抗加齢ドック」を立ち上げた田中孝医師と、アメリカのサプリメント会社ダグラスラボラトリーズ社の日本支社長、中山芳瑛氏が、いま最先端のアンチエイジング(抗加齢)医療とサプリメント(いま注目のコエンザイムQ10など)について、わかりやすく、そして具体的に解説した本である。
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