「昭和二十年夏、僕は兵士だった 梯久美子」を読む。
○金子兜太氏、大塚初重氏、三國連太郎氏、水木しげる氏、池田武邦氏の方々の戦争体験を、梯久美子さんがインビューをもと纏めた一冊である。
○ 金子兜太氏、三國連太郎氏、水木しげる氏は既に故人となられた。
○ 金子兜太氏は多くの戦友を失い、戦後常に反戦の発言をされた。
○ 大塚初重氏は常に人を殺した事に負い目を持たれる。
○ 三國連太郎氏は徴兵忌避しようと海峡を渡り大陸に逃げた。
○ ○水木しげる氏は多くの戦友の死を見た。部隊はただ死ぬだけの突撃を実行した。水木氏は片腕を失い帰国した。
池田武邦氏はマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、沖縄特攻を経て生き残った。水底深く眠る死者の冥福を祈る。
梯さんは単にインタビューをまとめるのではなく、各人の紹介や人柄、インタビュー時の状況なども含めて、自分なりのまとめ方で彼らの発言を紹介する。この本はインタビュー集を超えた重い物になっています。
彼らにとって「戦後」という言葉はどう響いたのか。戦争を知らない若い世代こそが読むべき本だと思う。
2018年8月19日日曜日
「昭和二十年夏、僕は兵士だった 梯久美子」を読む。 ○金子兜太氏、大塚初重氏、三國連太郎氏、水木しげる氏、池田武邦氏の方々の戦争体験を、梯久美子さんがインビューをもと纏めた一冊である。 ○ 金子兜太氏、三國連太郎氏、水木しげる氏は既に故人となられた。 ○ 金子兜太氏は多くの戦友を失い、戦後常に反戦の発言をされた。 ○ 大塚初重氏は常に人を殺した事に負い目を持たれる。 ○ 三國連太郎氏は徴兵忌避しようと海峡を渡り大陸に逃げた。 ○ ○水木しげる氏は多くの戦友の死を見た。部隊はただ死ぬだけの突撃を実行した。水木氏は片腕を失い帰国した。 池田武邦氏はマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、沖縄特攻を経て生き残った。水底深く眠る死者の冥福を祈る。 梯さんは単にインタビューをまとめるのではなく、各人の紹介や人柄、インタビュー時の状況なども含めて、自分なりのまとめ方で彼らの発言を紹介する。この本はインタビュー集を超えた重い物になっています。 彼らにとって「戦後」という言葉はどう響いたのか。戦争を知らない若い世代こそが読むべき本だと思う。
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